図書館情報学を学ぶ

はてなダイアリーで公開していたブログ「図書館情報学を学ぶ」のはてなブログ移行版です。

2007-01-01から1年間の記事一覧

『ウェブサイエンス入門』借りた

ウェブサイエンス入門―インターネットの構造を解き明かす (コミュニケーションサイエンスシリーズ)作者: 斉藤和巳,NTTコミュニケーション科学基礎研究所出版社/メーカー: NTT出版発売日: 2007/08メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 44回この商品を含むブロ…

図書館は有料化すべきか論のまとめ(2)〜もし有料化されたとしたら〜

先日まとめた「図書館は有料化すべきか論+日本では公共図書館の意義はあるのか論。現在のまとめ」の続報です。12月20日から12月24日の5日間に投稿された関係記事を主題別にまとめてみました。 前回は図書館法の話や公共図書館の意義など、理念的な議論とな…

本を読んだり

年末ということもあって、あんまり研究らしいことはしていないのですが、一応CiNiiで論文調べたり本を読んだりはしています。 今日読んだのが『創造性活動支援の理論と応用』という本。創造活動支援の理論と応用 (知の科学)作者: 堀浩一,人工知能学会,JSAI=…

図書館の有料化議論まとめ記事を修正しました。

図書館は有料化すべきか論+日本では公共図書館の意義はあるのか論。現在のまとめ - 図書館情報学を学ぶ http://d.hatena.ne.jp/kunimiya/20071220/p1 上の記事に、以下のお二方の記事を追加したうえで、全体を書きかえました。 id:copyrightさん 無料だから…

夢を語ってきました

水曜日にゼミがありました。今回で3回目。内容は第1〜3回までずっと「夢を語る」。まあつまりは卒研のテーマ決めです。各々の将来の夢、関心のあること、卒業研究の構想など、様々な方面から話を掘り下げていってホワイトボードに書き込んでいきます。自分…

図書館は有料化すべきか論+日本では公共図書館の意義はあるのか論。現在のまとめ

最近図書館ブログ界隈で、図書館の有料化に関する議論が出ていますね。 今回の議論を時系列に追っていきましょう。最初は、以下の記事にて図書館の無料化原則について疑問視する主張がかかれます。 表面的な注意では気づかないこと - Ceekz Logs (Move to y.…

研究日誌をこちらに統合しました。

所属している研究室のWikiで書いていた研究日誌を、当ブログ『図書館情報学を学ぶ』に移すことにしました。 紹介ページ といっても、まだ2日ぐらいしか書いていなかったので、事実上は当ブログで開始という感じです。 なぜわざわざ実名を晒した上、研究日誌…

科学の読み物が昔から好きでした。

理科学系児童書出版のマーケティング : 丸山高弘の日々是電網 The First. http://maru3.exblog.jp/6559677/ とある図書館で最も利用されている科学系の児童図書がほとんど絶版や品切れの状況になっているというお話。 以下私の子どもの頃の話。私が人生で初…

筑波大による図書館ワークショップ活動

復活第1弾ということで、筑波大学の活動をご紹介。 ワークショップを通じた地域の子ども達の創造性育成支援【PDF】 http://www.tsukuba.ac.jp/public/booklets/forum/forum76/14.pdf 筑波大学では、図書館情報メディア研究科所属の鈴木桂苗先生および西岡貞…

謝罪したい

Project Shizukuの成果報告会で忙しかったので、ブログの更新をサボっていたらそのまま休眠モードに。前回あれだけまめに更新すると言ったのに、これではダメだと思いつつ今日までダラダラとしていました。 で、今日id:katz3さんに誘われてShizukuメンバー3…

はてなスター引用機能×GreaseMonkeyは電子リソースの「読み」を革新する

WEB

はてなスター引用機能×Greasemonkey http://d.hatena.ne.jp/motemen/20070923/1190566916 はてなスターに新しく追加された引用機能を利用して、引用された部分をハイライトで表示するGreaseMonkeyスクリプトだそうです。この記事に対するはてなブックマーク…

今後書きたいことなど

先日書いた「次世代の「場所としての図書館」のあり方を自分なりに考えてみました - 図書館情報学を学ぶ」についてG.C.Wさんがブログ「愚智提衡而立治之至也」にて言及されています。G.C.Wさん、取り上げて頂きありがとうございます! 「場としての図書館」…

次世代の「場所としての図書館」のあり方を自分なりに考えてみました

『情報の科学と技術』最新号を読んでみた カレントアウェアネス-R 情報の科学と技術 57(9) http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/car/index.php?p=4114 「情報の科学と技術」抄録 Vol. 57 (2007), No.9 http://www.infosta.or.jp/journal/200709j.html 雑誌…

GIGAZINEに紹介されました。

先日の記事がなぜかGIGAZINEの9月11日付けのヘッドラインニュースで紹介されたようです。本来なら問題提起・調査を行ったid:min2-flyさんやid:miqueさんの記事の方が紹介されるべきだと思うのですが……。なぜ自分の記事が紹介されたのか不思議です。

納本ドットコムを実現させるには?

先日の記事「国立国会図書館での漫画の納本状況 - 図書館情報学を学ぶ」で提案した納本ドットコムですが、図書館系ブロガーの先輩方々から好評をいただいているようです。皆様ありがとうございます。 納本ドットコムのような機構は、おそらくシステムだけで…

国立国会図書館での漫画の納本状況

かたつむりは電子図書館の夢をみるか - 国立国会図書館ではあの迷(名?)台詞の元ネタが調べられない、とか http://d.hatena.ne.jp/min2-fly/20070905/1189020963 かたつむりは電子図書館の夢をみるか - あれ、「萌え4コマ」もあまりない? http://d.haten…

ACADEMIC RESOURCE GUIDEに紹介されました。

復活すると言っておきながら1週間もこのブログを放置してしまった国宮です。実は心のうちでは、このブログは誰からも読まれていないのだろうなと思っていました。何しろ3ヶ月も更新していなかったので。そんな精神状態だったので、復活宣言をした後もモチ…

そろそろ復活?

2ヶ月近く更新が途絶えてしまいました。 更新していなかった理由は忙しかったということもあるのですが、最大の原因は勉強不足で図書館情報学関係の記事を書くネタが思いつかなかったことです。 -_-);;; このまま記事を書かないでいると、自分が図書館情報学…

図書館システム関係者必読!『知識資源のメタデータ』

知識資源のメタデータ作者: 谷口祥一,緑川信之出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2007/05/10メディア: 単行本 クリック: 32回この商品を含むブログ (9件) を見る5月10日に発売されたばかりの学術書ですが、この本は図書館情報学に関心のある方、特にOPAC開発…

『フューチャリスト宣言』で図書館情報学が言及されている

フューチャリスト宣言 (ちくま新書)作者: 梅田望夫,茂木健一郎出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/05/08メディア: 新書購入: 15人 クリック: 170回この商品を含むブログ (680件) を見るといっても1フレーズだけですけど。 茂木 将来の課題としては、動画…

「電子図書館の神話」の崩壊

1 最近、図書館関係の話をまったくしていないので、少し取り上げてみます。 電子図書館のその先は - 図書館退屈男 なぜいまさら図書館という「館」や「物理空間」になぜ拘るのだろう。オンラインでの利用者さえ多ければ、それでよかったのではないのか。「電…

ブログ論メモ1:ブログと自意識

1 大概のブロガーが書いたことのある「ブログ論」についてのメモ。自分のはてなブックマークのリストからブログについて言及している記事をピックアップしてみました。 weblogについて。 - 記識の外 ARTIFACT ―人工事実― : うざがられる自分語り ウェブ上の…

人々はWEBの世界地図をどう描くか

哲学・社会学系のブログ「まなざしの快楽」(d:id:pikarrr)に習って、本ブログに「人々はWEBの世界地図をどう描くか」というサブタイトルを付けてみた。文は自分がこれから書こうとしている内容に対応して変更していくつもり。ひと月ほど更新が滞っていたが…

「図書館情報学を学ぶ」の目標

学問とは現象の捉え方である 学問を学ぶということは公式や理論を単純に覚えることではなく、物事の捉え方を学ぶということであると私は思っています。 数学にしても文学にしても社会学にしても、ある現象をどう分析して論理的に説明できるかということが共…

コーヒー業界の今

雑誌BRUTUSでコーヒー特集 本ブログにて何回か述べていますが、私の最大の趣味はコーヒーで、自宅では毎日小型のコーヒーミルで豆を挽いて飲んでいます。最近では「まめぽっと」というコーヒー豆専門店を発見したり、ネルドリップに挑戦したりと、少しづつ趣…

Tulips - 筑波大学附属図書館ポータルサイト

少し専門的な内容を調査したいけれど、何を使って調査すればわからない、というときどうすればいいか。たいていの人はgoogleで適当なキーワードで検索してみるのだと思いますが、それだけでは少し心細い。どんな内容でも対応できるように総合的な道案内をし…

雑誌『レファレンス』

先日、学校運営協議会に関する記事に、関連文献として「学校教育の民営化の論点と展望 」というPDFファイルを紹介しました。この文献が掲載されているのは『レファレンス』という雑誌の電子版なのですが、この雑誌が非常に高品質です。 http://www.ndl.go.jp…

コミュニティ・スクールとは

教職に関する科目で、学校運営協議制度(コミュニティスクール)に関するレポートを昨日書いたのですが、せっかくなのでコミュニティスクールに関するメモ記事を書いておきます. 地域で学校運営を支えるコミュニティ・スクール コミュニティ・スクール(学校…

『発想する会社』読了

『発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法』asin:415208426X読了。

発想する会社

『発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法』asin:415208426Xを読んでいます。最近、アイデア発想に関する本を読むことが多いですね。