図書館情報学を学ぶ

はてなダイアリーで公開していたブログ「図書館情報学を学ぶ」のはてなブログ移行版です。

我が聖典を発見

コーヒー哲学序説 / 寺田寅彦・著
http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/files/2479_9658.html青空文庫所蔵)

何かの戦争映画で登場人物が「コーヒーは、哲学だ」という台詞を言っていたということを思い出して、映画のタイトルを思い出そうと「コーヒー は 哲学 だ」でググったら、寺田寅彦の随筆がサーチ項目に!しかも「コーヒー哲学序説」ですよ皆さん。私のコーヒードランカーとしての血が騒ぎまくったのは想像に難く無いでしょう。
内容も素晴らしい。

コーヒーの味はコーヒーによって呼び出される幻想曲の味であって、それを呼び出すためにはやはり適当な伴奏もしくは前奏が必要であるらしい。

コーヒーの効果は官能を鋭敏にし洞察(どうさつ)と認識を透明にする点でいくらか哲学に似ているとも考えられる。

おいおいおいおい、やばい寺田寅彦と私がシンクロしたよ思想が全く同じだよ。文章が崩れてももうかまわないくらい今興奮してるしてる。
でもコーヒー哲学をはてなブックマークにブックマークしたら、登録ユーザー数は私1人。コーヒー好きのはてなユーザーは「コーヒー哲学序説」をブックマークして聖典とすべし。命令。