図書館情報学を学ぶ

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最近買った本

図書館を使い倒す!―ネットではできない資料探しの「技」と「コツ」 (新潮新書)

図書館を使い倒す!―ネットではできない資料探しの「技」と「コツ」 (新潮新書)

週刊ダイヤモンド」の記者が図書館の利用法について書いた書籍。行政関係の資料の収集を主に取り上げているようです。巻末に官庁内図書館や議会図書館が紹介されており、結構参考になるかも知れません。
図書館学基礎資料

図書館学基礎資料

レファレンスサービス論で挙げられた書籍。図書館の自由や図書館関係の法令などが収録されており、便利です。
頼むから静かにしてくれ〈1〉 (村上春樹翻訳ライブラリー)

頼むから静かにしてくれ〈1〉 (村上春樹翻訳ライブラリー)

アメリカの小説家レイモンド・カーヴァーの短編集。訳は村上春樹です。日常を舞台としているにもかかわらずシュールレアリスティックな印象を受けます。また、本書に収録されている「収集」は、『翻訳夜話』で柴田元幸氏の訳が読めます。
NO.6♯1 (講談社文庫)

NO.6♯1 (講談社文庫)

The Manzai』を読んであさのあつこ氏のファンになってしまいました。こちらは何もかもが管理された近未来の物語。相変わらず少年独自の感性を描くのが上手いです。
日蝕 (新潮文庫)

日蝕 (新潮文庫)

ウェブ人間論』など、ウェブに関する言説で注目を集めている平野啓一郎氏のデビュー作。恥ずかしながら氏の小説を読むのは本書が初めて。キリスト教の修道僧が己のキリスト教観を騙りながら錬金術という異端の知識に魅せられていくという筋書きです。
パプリカ (新潮文庫)

パプリカ (新潮文庫)

読了。今敏監督最新作である映画『パプリカ』の原作。筒井康隆氏の著作は『文学部唯野教授』しか読んでいなかったので、これを機に読んでみました。内容は夢小説というより、精神分析小説という印象。通常夢を語るときの曖昧さは無く、描写はかなり理性的・分析的です。フロイトユングの著作を読んでみたくなりました。
「超」整理法―情報検索と発想の新システム (中公新書)

「超」整理法―情報検索と発想の新システム (中公新書)

分類をしない分類法を語るという斬新な内容で注目された書籍。最近は私もこの方法で書籍や書類を整理しています。
他にも色々買っているのですが、長くなってしまうので、また今度。書くネタが無くなったときにでも^^);

関連書籍

図書館に訊け! (ちくま新書)

図書館に訊け! (ちくま新書)

レファレンスサービスなどの図書館サービスを一般の人にも分かりやすく解説した書籍です。
翻訳夜話 (文春新書)

翻訳夜話 (文春新書)

翻訳の名手、柴田元幸氏と村上春樹氏が語る翻訳の秘密。レイモンド・カーヴァーの短編「収集」を題材として競訳をしています。
The MANZAI 1 (ピュアフル文庫)

The MANZAI 1 (ピュアフル文庫)

名作児童文学『バッテリー』の著者あさのあつこ氏が書く青春小説。秋本貴史によって漫才のコンビに無理矢理組まされた少年・瀬田歩が、学芸会での漫才などを通して成長していく物語。最初は二人の掛け合いに思いっきり笑って、最後は瀬田の成長に感動する。そんな小説です。
ウェブ人間論 (新潮新書)

ウェブ人間論 (新潮新書)

ウェブ進化論』の著者梅田氏と平野啓一郎氏の対談集。はてな内で話題になっています。テーマはウェブで活動する人間。私はまだ読んでいませんが、近いうちに買って読もうと思います。
文学部唯野教授 (岩波現代文庫―文芸)

文学部唯野教授 (岩波現代文庫―文芸)

文学部の教授たちの生態を風刺しながら、文学評論の歴史を面白おかしく解説した書籍。こんなに面白い文学評論の教科書は他にありません!