図書館情報学を学ぶ

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新聞を読むということ

最近、私は新聞を読む習慣をつけるようにした。毎日、講義が全て終わった後、図書館にある新聞をできるだけ全種類、ざっと目を通す。そして注目するものがあったらメモ帳に見出しを書いておいて、後でインターネットで記事を検索し、スクラップしておく。このような事をここ3、4日行っているのだが、新聞を読むということがいかに集中力を要するかが身に染みた。
朝日、読売、毎日、日経…どれも、大体三面記事には同じ話題が取り上げられている。例えば今日の三面記事にはどれも「第三次小泉改造内閣の発足」と「東証市場のシステム一時停止」についての記事であった。しかし、これらの新聞社には報道姿勢の違いがあることは周知の事実である。毎日は公平に、日経は経済中心、朝日は芸術系に強く(それ以外にも特徴はあるが…)、読売はスポーツに強い。少し間違ってるかもしれないが、そのように私は解している。
だが、実際に新聞を読み比べてみて、このような違いを明確に認識することが非常に少ない。どれも同じ事実を同じ様に書いているように思える。確かに報道は元来事実を伝えるのが原則だからそう思うのは当然なのかもしれないが、周りから聞いていたそれぞれの新聞の特色というのがまだ体感できない。読解力が足りないということだろう。精進していきたいと思った今日であった。