図書館情報学を学ぶ

はてなダイアリーで公開していたブログ「図書館情報学を学ぶ」のはてなブログ移行版です。

「クレイタウン」

私の弟は中一なんだが、実はコマ撮り映画を作ることを趣味としている。今までは「LEGO Studio」というLEGO社が提供している動画編集キットを使用していたのだが、付属のカメラがあまりにも駄目すぎでソフトもすぐエラーを起こすので、新しく動画編集ソフトと撮影用のWEBカメラを私が選んで親が購入した。

購入した動画編集ソフトは「クレイタウン」というソフトで、「ニャッキ」の作者の伊藤有壱や「ウゴウゴルーガ」の作者であるうるまでるび氏が監修しているコマ撮り用のソフトである。ぶっちゃけ「クレイタウン」には動画編集機能は無くて、撮影機能のみしか無かったのだが、それでもクレイアニメ独自の機能が備わっていてかなり使える。例えば、一コマ前のショットを半透明で現在のカメラ画像の上に重ねる機能がある。この機能はコマ撮りをする際には非常に有用である。大体、アニメーションは一秒24コマのペースで撮影するのが普通だが、このペースでコマ撮り撮影を行う場合、人形を動かす作業が非常に微妙なものとなる。適正な位置より3〜4ミリずれるだけでも相当動きがぎこちなくなるのである。だから上記のような機能が無ければ人形の綺麗な動きを撮影することができなくなる。実際テスト撮影してみると、LEGOスタジオで撮影した時よりも明らかに人形が「生きている」感じがしてくる。

今のところ、「クレイタウン」+「Windows ムービーメーカー」+効果音素材集CDの組み合わせで弟は撮影しているのだが、効果音とBGMとセリフを同時に再生したい場合に、ムービーメーカーではかなり面倒臭くなるらしいので、「Premire Elements 3.0」でも私が買ってやろうかと思っている。キャンパス版だと7000円前後だし。