図書館情報学を学ぶ

はてなダイアリーで公開していたブログ「図書館情報学を学ぶ」のはてなブログ移行版です。

はてダラをxyzzyで使う時に便利なTips

私はこのダイアリーの記事をxyzzyというテキストエディタで書いているのだが、その際のテキストのアップロードに「はてなダイアリーライター」というPerlプログラムを利用している。今回はダイアリーの記事をxyzzyはてダラで更新する際に私が使っている便利なLisp&機能を紹介しようと思う。といっても、ごく簡単な方法で紹介するまでも無いのだが。

xyzzyを立ち上げると自動的に今日の日付の入ったファイルを開くLisp

はてダラで記事を更新する際には、「2006-05-10.txt」のような日付の入ったテキストファイルを用意し、そこに記事本文を書いていく。いちいち、ファイルを新規作成して名前をつけて保存していたのでは面倒なので、以下のようなLispを.xyzzyファイルに追加しておく。
(find-file (format-date-string "$XYZZY/../../../d.hatena.ne.jp-kunimiya/%Y-%m-%d.txt" ) )
.xyzzyファイルは、ソフト立ち上げ時にLisp式として読み込まれるので、これで特定のフォルダにはてダラ用のファイルを作成することができる。

はてダラ更新ファイルにのみ折り返しを適用するLisp

xyzzyではhtmlファイルやPHPプログラムを編集することがあるので、通常は折り返しをOFFにしているが、普通の文章を書く際には折り返しを適用する。はてダラで更新する際にこれをいちいち「ローカル設定」を開いて設定変更していたのでは面倒であるので、以下のようなLispをまた.xyzzyファイルに追加しておく。
(set-buffer-fold-width 80 (format-date-string "%Y-%m-%d.txt"))
80の部分には任意の数字を入れる。この数字は半角文字で80文字、全角で40文字分という意味。
これで自動的にはてダラのファイル編集画面に折り返しが適用される。

まとめ

まあ、Tipsといってもこれだけ。まあxyzzyを使い始めたばかりで、Lisp何それ?という初心者の方には、手慣らしとしていいかもしれない。ちゃんとLispを勉強している人はたぶんもっと良い方法を使っているのだろう。もし↑の方法よりも便利な方法を知っていたらコメント・トラックバック等で教えていただきたい。
今後ははてダラ専用のモードを作って、綺麗に色分けするようにしたり、subversionを使ってみたりしたい。その際にはまたこのダイアリーでコードを公開使用と思う。

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