図書館情報学を学ぶ

はてなダイアリーで公開していたブログ「図書館情報学を学ぶ」のはてなブログ移行版です。

2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

このブログの開設時期について

id:min2-flyさんが、LibWorld執筆の際に収集した情報をもとに、日本国内の図書館系ブログ年表を発表されました。 日本図書館系ブログ史略年表(α版) - かたつむりは電子図書館の夢をみるか この年表には本ブログ「図書館情報学を学ぶ」も掲載していただいて…

次回DLワークショップのカンファレンスにProject Shizukuが参加

Shizuku開発ブログでも書きましたが、3月24日に開催される第34回ディジタル図書館ワークショップのカンファレンスに、Project Shizukuのメンバーが参加することになりました。最近話題の「猫の司書さん」の開発者の方も参加するので、皆さん是非ご来場くださ…

ブックハンティングは大学に利益を与える 〜プロジェクト型ブックハンティングの提案〜

ブックハンティング問題まとめ - 図書館情報学を学ぶ ブックハンティングについての議論が図書館系ブログ内で広がっています。詳しくは先日作成した上記まとめ記事を参照して頂きたいのですが、主要な点としては「学生の選んだ本」=「大学図書館にとってふ…

id:copyrightさんとid:inflorescencia さんのツッコミに感動

2日前に公開した著作権に関するスライドに対するツッコミを求めたところ、id:copyrightさんとid:inflorescenciaさんから早速ご意見を頂きました。 http://d.hatena.ne.jp/kunimiya/20080217/p1#c1203258617 http://d.hatena.ne.jp/kunimiya/20080217/p1#c12…

「批判を受けまくって強くなれ」が私のモットーです。

先日、著作権のスライドを公開しました。実名入りで大学のレポートを公開する人はそういないと思うのですが、私があえて行った理由の1つは「批判を受ける」ことにあります。 レポートというのは大学生にとっては自分の考えを養う重要なタスクだと思います。…

ブックハンティング問題まとめ

最近話題になっている「学生による選書」に関する記事をまとめてみました。単純時系列です。 2008年02月09日 http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200802090061.html 「柔軟な本選び」か、それともただの責任放棄か - かたつむりは電子図書館の夢をみるか 2…

「SBMによるパスファインダー」計画まとめ

図書館系ブログ『愚智提衡而立治之至也』にて管理人のG・C・Wさんが推し進めている「SBMによるパスファインダー」に関する一連の記事を勝手にまとめてみました。何か問題があれば修正・削除しますのでお申し出ください > G・C・Wさん。 計画始動に至るまで 2…

著作権教育のスライドを公開します。

大学の講義で作成した、著作権についてのスライドを公開します。 著作権 〜判断に迷ったときのための基礎知識〜 著作物を使用する際の判断基準になる知識を中心に著作権を解説しています。また、発表の制限時間の関係で著作隣接権の話や保護期間に関する話は…

新米図書館員さんの成長ものがたり - 『図書館が教えてくれた発想法』

図書館が教えてくれた発想法作者: 高田高史出版社/メーカー: 柏書房発売日: 2007/12/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 28回この商品を含むブログ (19件) を見る 「知ること」があなたを救う。〜公共図書館にアドバタイジングを!!〜 : 丸山高弘の日々是…

本ブログの記事にクリエイティブ・コモンズを適用しました。

このたび、本ブログに掲載されている記事に対して、クリエイティブ・コモンズを適用することにしました。ライセンスは「表示-継承 2.1 日本」です。 クリエイティブ・コモンズ(Creative Commons)とは従来の著作権よりもより柔軟に権利の規定を行えるようなラ…

松岡正剛氏が図書館を語る

ちょっと前の記事ですが、千夜千冊で有名な松岡正剛氏が『司書』という本を紹介し、同時に司書の歴史についても少し解説されています。 http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1214.html 日本ではあまり司書の重要性が一般の方に認知されていない傾向があり…

卒業研究発表会

昨日は図書館情報専門学群の卒業研究発表会に行ってきました!もちろん、id:min2-fly, id:miqueさんの発表も見させていただきました。両名とも素晴らしい発表だったと思います!先生方も高く評価されていました。すごいなあ・・・・・・自分もお二人のようでありた…

メディアと身体性

時間と空間を乗り越える「メディア」 メディアとは、情報を受け取るための媒介となるもののことを指します。古くはのろしなどがそのような役目を果しました。そこでは、メディアは「その場」限りの存在であり、同じ空間にいない者にはそれを伝達することがで…

「場所としての図書館」とメディア

私の「場所としての図書館」論 以前、「次世代の「場所としての図書館」のあり方を自分なりに考えてみました - 図書館情報学を学ぶ」という記事を書いたことがありました。そこでは図書館から「話し合いの場所」としての有用性を見いだして「図書館員が利用…