図書館情報学を学ぶ

はてなダイアリーで公開していたブログ「図書館情報学を学ぶ」のはてなブログ移行版です。

教育系のイベントに参加しました

ここ最近のid:kunimiyaの行動など。先週から今週にかけて参加した教育系イベントについて軽くレポート。

11月7日:NIME国際シンポジウム2008 高等教育における効果的eラーニング実施のための長期的戦略ビジョン

11月7日-9日:第19回 教育システム若手の会 tsukutsuku2008 〜夢のある教育工学研究のタネを見つけよう〜

  • 教育システムの開発や実践について研究している学部生・院生・教員による3日間の合宿。それぞれの研究テーマに関するライトニングトークや、グループを組んで模擬的な修士研究発表会などを行いました。様々な人と出会えて楽しかったです。
  • なんと優秀賞を頂きました!いまだに何故表彰されたのか不思議でしょうがないです。()

11月13日:ポートフォリオ、SNSの先端事例研究セミナー

  • 朝日ネットが開発したSNSシステム「manaba」と、e-ポートフォリオシステム「manaba folio」の導入事例の紹介。manabaは実践女子大学、manaba folio慶應義塾大学の方が講演されていました
  • 慶応義塾大学では教職志望者用にe-ラーニングシステムを導入しているようで、授業のプリントから教育実習の授業風景の動画まで学生が記録・蓄積することができます。コミュニティ機能や記録へのコメント機能も用意されており、教職志望者同士でコミュニケーションがとれるようです。なかなか魅力的な環境ですね
  • ここでも学生は自分だけだったようで、スタッフ側の方々に色々話しかけられました。ベンダーの方にお話を聞く機会は中々ないので貴重な経験でした。

参加して思ったこと

高等教育に関するイベントに参加したわけですが、大学生はユーザーとしてもっとこういう催しに介入してもいいのではないかなあと思いました。大学側はどうしたら大学生の学びを支援できるのか懸命に模索されているので、大学生側から「こうしてほしい」という声があると、面白い教育システムが生まれるのではないか。高等教育は教育者から学生への一方通行ではなくて、コラボレーションだと自分は思うのです。
これからもどんどんイベントに参加していきたいなと思った次第です。