図書館情報学を学ぶ

はてなダイアリーで公開していたブログ「図書館情報学を学ぶ」のはてなブログ移行版です。

ノートを振り返る

気まぐれに昔のノートを読み返してみる。2006年から2007年頃に記録したもので、本の抜き書きやWebインターフェースのアイデアを絵入りで書いている。驚いたのは、最近本を読んで面白いと思ったことと同じ内容が既に書評としてメモしていたこと。別の本で読んだことを忘れていたのだ。自分がいかに読書で得た知識を活用していないかを痛感させられた。その他、忘れていたアイデアなどが書き込まれていて非常に面白かった。
たまに自分のブログも読み返すことがあるのだけど、ノートを読み返すほどの面白みはあまり無い。これは公開でも非公開でも大差は無い。ノートによる表現と、ブログによる表現には異なりがあるようだ。今思いつく違いとしては以下の点が挙げられる。

  • ブログは線形的に文章を打ち込むことしかできない
  • ノートはパラパラとページをめくることができる
  • キーボードに比べてペンは手の運動が複雑で刺激が多い
  • 新しいノートの作成がブログよりも遙かに手軽
  • 好きな体勢で書くことが出来る

ブログにも他人からのフィードバックを得やすいという利点があるので、どちらが優秀な記録ツールかは比べられない。本質的に役割が異なるのだと思う。双方を活用することで相互補完のような作用が起こるかもしれない。
またアイデアノートを書く習慣を再開しようか。