図書館情報学を学ぶ

はてなダイアリーで公開していたブログ「図書館情報学を学ぶ」のはてなブログ移行版です。

実名で活動してたほうがプライバシーは制御しやすいのかも。

最近Amazonの「ほしいものリスト」がデフォルトで公開されることで問題が起きているみたいですね。
密かな趣味が全公開--Amazonのウィッシュリスト、改め「ほしい物リスト」に注意?:CNET Japan Staff BLOG - CNET Japan
正直な感想としては、「なにをいまさら」というかんじです。実は、去年あたりに自分のリストが公開されていることに気付き、非公開に設定していたのです。何故自分がすぐに気付いたのかといいますと、自分について言及している記事がないか、自分の実名で頻繁にGoogleサーチしていたからです。今はまったく表示されません。(参考)
今回の事件と自分の経験を考えてみると、ネットの活動と実生活の活動が乖離している人ほど、困るんじゃないかなと思います。実名を晒してネット上に活動していると、流出して困る情報を見つけやすくなる。逆に完全にハンドルネームで活動している人は、実名が載った情報はネット上にないと油断してしまうのかもしれません。
別に実名を強制するつもりは無いですよ。ただ、プライバシーを守るために必要なのは「匿名で活動する」というネット上の習慣に従うのではなくて、常に警戒心を持つことなのだろうなと思います。
まあ、そんなことを言っても自分もプライバシーについてかなり油断していると思うので、もし自分に関する情報とおぼしきもので社会的にまずいんじゃね?というものを発見したら是非お教えくださいm(_ _)m
ちなみに、先のGoogle検索に黒歴史が一件まぎれこんでいますが、それはスルーでお願いします。