図書館情報学を学ぶ

はてなダイアリーで公開していたブログ「図書館情報学を学ぶ」のはてなブログ移行版です。

科学の読み物が昔から好きでした。

理科学系児童書出版のマーケティング : 丸山高弘の日々是電網 The First.
http://maru3.exblog.jp/6559677/

とある図書館で最も利用されている科学系の児童図書がほとんど絶版や品切れの状況になっているというお話。
以下私の子どもの頃の話。私が人生で初めて自発的に読んだ本は、「SF世界の名作シリーズ」の『海底パトロール』という本でした。(当時小学校3年生)その後、同シリーズを読み尽くした後は、科学系の本(特にロボットものなど)を図書室で読んだりしていました。
私が通っていた小学校では理科室に『まんがサイエンス』や『5年の科学』『6年の科学』のバックナンバーが置かれていたので、これも読みふけりました。
中学校に入ってからは読書傾向が文学のほうに強まったのですが、それ以降パソコンに触れる機会が多くなり、比較的パソコンの得意な方になれたのは、小学校時代の理科好きが影響したのでは?と思っています。
今でも少しは科学系の読み物を読んだりします。最近だと『暗号解読』『[フェルマーの最終定理』『生物と無生物のあいだ』『数学ガール』とか。
もし上の話が一般に適用できる話だとすると、科学系の児童書が好きだった私としてはちょっと悲しいですね・・・・・・。
元記事の著者、丸山さんの図書館*1では、科学系の読み物を求める児童はわりと多く来るそうです。実際、私が大学の実習として図書館に行ったときも、科学に関するレファレンスを子どもから受けたことがあります。需要はあるのではないかと思うのですが・・・・・・。
先日、子どもむけ図書館ワークショップの紹介記事を書きましたが、図書館でワークショップをするとなると、図書資料を活用するケースが多くなります。ワークショップの運営側としても、この話に対して危機感を抱きますね・・・・・・。

*1:山中湖情報創造館のこと