図書館情報学を学ぶ

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雑誌『レファレンス』

先日、学校運営協議会に関する記事に、関連文献として「学校教育の民営化の論点と展望 」というPDFファイルを紹介しました。この文献が掲載されているのは『レファレンス』という雑誌の電子版なのですが、この雑誌が非常に高品質です。
http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/reference_index.html
雑誌『レファレンス』は国立国会図書館が編集している雑誌で、冊子版と電子版の両方が提供されています。内容は国政課題の経緯、論点や関連の外国事情等に関する論文等とリンク先に書かれています。
国政課題といってもその分野は多岐にわたるため、法律・教育・安全保障・環境などの各トピックの公的な動きについて調べる際にこの雑誌が役に立つのではないかと思います。論文をざっと見ると、公的文書やそれに関連した書籍などを紹介しているので、ここから芋づる式に資料を探索することも可能かもしれません。
ためしに教育を主題とする論文を探してみると、以下のものがありました。

アメリカにおける教育改革の一事例―チャター・スクールを中心に―(PDF)
No.626平成15年3月より
義務教育費国庫負担制度の歴史と見直しの動き
No.641平成16年6月より
学校教育の民営化の論点と展望−英国を手掛りとして
No.636平成16年1月より
学校教育と「法教育」
No.657平成17年10月より

まだ見落としている論文があるかもしれませんが、これを見るだけでも『レファレンス』が非常に価値の高い雑誌であることがわかります。
みなさんも是非ご活用ください。