id:myrmecoleon さんの「貸し本棚」構想
id:myrmecoleon さんの書いた「貸本棚」がいつの間にかにブクマされています。民営化の議論からしばらく経ちましたが、はてブの図書館タグはまだまだ賑やかですね。
貸し本棚ですが、これは中々素晴らしいアイデア。実際に倉庫レンタルのサービスなんてのがありますから、案外実行に移せそうな気がします。私の身の回りでも(人力ですが)これに近いことを友人間でやっていますしw
- 作者: 井上ひさし
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2000/07/01
- メディア: 文庫
- 購入: 4人 クリック: 19回
- この商品を含むブログ (20件) を見る
- 大成功!寄贈本で図書館新設を試みる矢祭町
- http://d.hatena.ne.jp/kunimiya/20060806/p1
ここで思い出すのは、前から話題になっていた「矢祭もったいない図書館」。所蔵の書籍がすべて寄贈によって成り立っているという最近設立した図書館ですね。これは全国から募集をかけた訳ですが、寄贈した人々は単にボランティア精神のみで行動したわけでは無いと思うのです。自分の書籍を保管してくれる場所としても見ていた人は(特に地元の人々)一定数いたのではないでしょうか。
あくまで私見ですが、このような個人の持つコンテンツを共有する仕組みこそが本来の図書館の姿なのではないかなあと思います。正確には文庫活動と言うべきなのかも知れませんが。WEB2.0の主要な要素としてCGMがここ数年騒がれていますが、そのようなボトムアップ方式でコンテンツを増やしていく仕組みは実は昔からあったのではないか?と最近は考えています。
貸し本棚構想の話から随分話がずれました。いずれにしろ、誰かこれを是非実現化してもらって、読書家の本棚を閲覧してみたいものです。