図書館情報学を学ぶ

はてなダイアリーで公開していたブログ「図書館情報学を学ぶ」のはてなブログ移行版です。

今後のデジタルアーカイブとYoutube

以下、上掲の音源の話から連想した自分の妄想です。完全に脱線しています。話半分に聞いてください。
昨今のインターネットでは、Youtubeをはじめとした動画配信サービスが人気を集めています。著作権の問題や収益モデルが確立していないことなど、様々な課題を残していますが、一般人が気軽に動画をアップロードし、多くの人々に配信することができるというシステムは、多くの文化的・歴史的に貴重なコンテンツをも収集しています。

三島由紀夫 突撃の瞬間
http://www.youtube.com/watch?v=tzz1-ppIjOg
イムジン河
http://www.youtube.com/watch?v=M6I7byV5Zu8
ジャズピアニスト、ビルエヴァンスの演奏
http://youtube.com/results?search_type=search_videos&search_sort=relevance&search_query=Bill+Evans&search=Search

以上の動画はおそらく著作権違反を犯しているかと思いますが、ユーザとしては他では観ることができない貴重な映像です。著作権を違反している映像はさておき、著作権が切れている映像に関しては言えば、昨今の動画配信サービスは、デジタルアーカイブおよび一般公開事業を行ううえで非常に効果的なのではないでしょうか。
つまり、もし音楽に次ぎ貴重な映像の保存の財政支援を政府が行うとしたら、YoutubeなどのCGM型動画配信サービスに財政支援が行われてもいいのではないかと思うのです。まあYoutubeアメリカのサービスですが、NTTレゾナントが同様のサービスを行う計画らしいので、可能性はゼロではないかと。
もう一度繰り返しますがこれは私の完全な妄想なので、真面目にとらないでください ^^);
画質の問題もあるのでアーカイブ事業の代わりになるのは現実的ではないですし、著作権の問題が解決されないかぎりはありえないでしょう。ただ、現状のYoutubeは一般人にとっては利用しやすいデジタルアーカイブとしても使えるという点は、注目してもいいかと思うのです。